BSDW


○月×日△曜日


私、末未ミカは今日から日記をつけることにした。
だから、日々徒然なるままに書いていこうと思う。

「ミカぼんおはよう〜。」

と朝っぱらから声をかけてきたのは夢宮ユミ。
何でって?
答えは簡単。
同じ部屋で寝泊りしているから。
ちなみに今の時刻は2:31分を手元の目覚まし時計は指していた。

「こんな朝早くから…何の用ですかぁ…?」

眠気をたっぷりと含んだ欠伸wをもらしながら私は言った。

まぁ本音を言えば

『こんな朝っぱらからたたき起こすな
 夢見すぎで、頭が年中オメデタ女。』

なのだが…。

私は優しいのでそんな事を面と向かって言わない。

○月□日×曜日


今日も朝早くに起こされた。
お外は真っ暗。まぁ気持ちのいい朝の星の光……って
そんなわけあるかぁっ!!

とまぁそんなことはさておき、
学校に着くと私は憂鬱になる…。いや朝から憂鬱なんだけど…。
原因は隣の席の○田君…ではなく私の嫌いな人の一人『大具井太』ここ重要な伏線だよ!

コイツは私の給食は取ったり授業中に寝て大きないびきをかいたり、あげくのはてにはカンニング!
うちのクラスは出席番号順で仕方なく隣の席にいるわけだが、コイツは本当に駄目人間だと思う。

今日は今日で先生の話が子守唄になっていたようだ…。
ちなみに起こすのも私の役目。
理由は簡単。

「末未さんは学級委員長だから」

このクラス改善の余地あり。

話を元に戻そう。こいつの起こし方は実に簡単である。
ほっぺたを思いっきりつねる。
これをするとコイツはすぐに起きるのだが…
起こすものは多少のリスクが必要となる。
起きるとカビ○ンと同じように暴れだすのである。

これをやるとき私はいつもこう思う。

『何でも学級委員長にやらせないで、先生もやってください』

○月☆日×曜日


本日はなんとか、普通の時間にお目覚めモーニングすることが出来た。
それは夢宮が別の部屋の方の所に泊まりにいったからである。

正直私にとっては嬉しいことなので
『もう帰ってこなくていいよ〜』な心情になった。
というより本当に帰ってくるな。
頼むからそのまま泊まったままでいてくれ!
とまぁその夢が現実にならないことは百も承知で思ったりする。

そしていつもとおなじく、
学級委員長の仕事をこなしていて思ったのだが…。

針山…名前がわからないが、針山なんとかでいいだろう。
そいつの頭って凄いと思った。
頭のセットに何時間かかっているのだろう。
まぁ…もっともそんな何時間もかけて剣山みたいなヘアスタイルなんてするよりも、
彼の美的センスの方をセットしたほうがいいのではないのだろうか…。

ちなみに今日は少し変わったことがおきた。
今日大具井太が給食中に苦しみもがいて、保健室へ直行した。
多分風島花子なる眼鏡女…(私と委員長の座をとりあって見事その座をとりおとしたという女)が、
給食に毒をを入れたのであろう。

私宛に。

私の給食を奪った大具がそれをモグモグ…
ということまでは計算に入れずに。

有難う大具、これからあんたのこと毒味役として重宝してやるよ。

今日はいっぱい書いたなぁ…。

○月△日☆曜日


やはり今日も朝は早かった。
その時間になれたわけではもちろんない。
何故なら昨日夢宮が部屋に帰ってきたからである。

「ミカボンがいなくて寂しかったよ〜♪」

とか言って飛びついてきたので、私はギリギリのところで避けた。
ちょっと不機嫌だった私は、そのとき凄い顔をしてたのであろう。
その後の夢宮の顔が妙におびえていた。

さて今日は教室に入るとタバコの煙が凄かった。
その原因は『鬼条サキ』。
スケバンと影では噂されている。
この辺はあまり関係ない話なのだがメモ代わりにまとめておこう。

・鬼条サキには唯一制御できる輩がいる。
・そいつの名前は『ミンク・ダルス』というらしい。
・小さい頃からの幼馴染である。
・あの二人は出来ているという噂。

まぁ私は恋話には興味がない。

話を元に戻そう。
今回タバコをすっていたのは隣の辰発(橋本さんの親衛隊つり目)とケンカしたのが原因らしい。
それで成長がとまらないのがムカつく話である。

「末未さん;止めてください。私では無理です;;」

そう泣きついてきたのは副担任弱井太郎(よわいまんま)。
どうやらまだケンカは続いているようだ。
私は非力な女の子なんですけど?
という突っ込みは無しとしても私にだってどうにもならない事だってある。
そこで思いついたのがこの作戦。

「先生私には無理ですよ…。私学級委員長ってだけで非力ですし…
そうだ!風島さんならできますよv」

私の特技『必殺ぶりっ子声』
これで学級委員長になったものだ…。

そして昨日の仕返しに…これで完璧だろう。
その後風島がどうなったかは書かないでおこう。

ちなみに、ミカ日記はこんなのです。